シェムリアップ周辺に関する一般的な治安情報です。

シェムリアップ周辺は、カンボジアの中でも特に治安が悪いという印象はありません。
「ザ・観光地」ですから、観光地特有の治安状況と一緒です。
したがって、守るべき治安状況もよくある海外での安全対策を行うだけで十分です。
危険情報なども出ていますが、それらは守るべき安全対策を全く行っていないような方が遭遇する内容です。
安心して旅行してください。

守るべき安全対策

  • 夜、外出しない。
     オールドマーケット・ナイトマーケット内は安全です。女性一人で夜楽しむことができます。マーケットからホテルに帰るときは、トゥクトゥクを利用しましょう。通常片道2-3ドルです。
  • 夜、細い路地に入らない。どうしても歩かないといけない場合は、大通りを歩く。
     細い路地は可能な限り入ってはいけません。何があるかわかりません。ホテルを選ぶときは、細い路地の奥にあるかどうか、必ず確認したうえで予約しましょう。
  • 価格交渉は必ずしましょう。
     基本的に観光客には吹っかけてきます。日本では値札通りの購入をするのが基本ですが、シェムリアップでは価格交渉するのが基本です。
     価格交渉せずに購入した場合、常識的な価格の数倍の価格を請求される可能性があります。
     価格交渉しなくても、必ず価格を聞いてから購入・サービスを受けてください。
     特に、トゥクトゥクやバイクタクシーは注意してください。
  • 警察からわいろやチップを要求されることがよくあります。
     遺跡内にいる警察が写真を撮影してあげると声をかけてきたら要注意です。撮影後、数ドルのチップを要求してきます。
     撮影後なので断りにくく、また、相手が警察であるため、余計にややこしいです。
     可能な限り観光客に写真を撮影してもらいましょう。観光客同士の撮影でチップを要求されることは通常ありません。
     シェムリアップ空港の入国ビザ(アライバルビザ)取得カウンターで、申請書提出時にわいろを要求されるという事例゛報告されています。
     要求されたら、日本語でいいので、大きな声で「チップが必要なんですか?」などと言いましょう。
     向うもかなり気まずいので、要求がとり避けれます。
  • 小さな子供によるお土産物販売が行われています。
     絵葉書10枚1ドル程度で販売しているものが多いです。そのほかにも、Tシャツやマグネットなども販売されています。
     必要ないと感じたら、「NO」といい、冷たくあしらいましょう。
     ひとたび購入すると、そのほかの子供が群れで押し寄せてきます。
  • 場所により価格は大きく異なります。
     ぼったくりではなく、遺跡の前の販売所などでは物価が急激に跳ね上がります。
     2ドル程度で食べられるものが、いきなり8ドルくらいになったり。
     観光地料金なので、特に注意してください。
     これはぼったくりではなく、あくまで観光地料金と割り切ってください。
     富士山の山頂では、缶ジュースが1本300円くらいになるのと一緒です。
  • 財布の中は決して見せないでください。
     財布の中を見て、相手も金額を上げ下げする可能性があります。
  • 相手は百戦錬磨の観光客キラーです。
     ザ・観光地なので、いくらこちらが旅慣れているといっても、向こうは1年365日、小さいころから観光客と触れてきている手練れです。
     観光客の取り扱いにはなれまくっていますので、絶対に100%信用しきることはしてはいけません。
     特に、ホテルの部屋に連れ込むようなことは決してしないでください。
  • 話しかけてくる人は、信用しないでください。
     海外では、話しかけてくる人は信用してはいけない。こちらから話しかけた人だけを信用しろという格言があります。
     基本的にカンボジア人は、人懐っこく、みなさんいい人ばかりです。しかし、日本人的な感覚で接すると、危険な場合があります。
     あくまで、外国であることを念頭に置いて接してください。
  • 野良犬には近寄らないでください。
     野良犬はどこに行ってもいます。日本の犬のように狂犬病の予防接種なんて一切していません。
     噛まれたらすぐに病院に行ってください。
     本当にあの国から野良犬がいなくなることはないんじゃないかなぁ・・・
  • ドライバーからの誘いには注意してください。
     ドライバーからは、必ず翌日の予定を確認されます。
     特に、シェムリアップ空港で乗ったタクシーやトゥクトゥクドライバーからは100%の確率で今後の予定を確認されます。
     これは翌日以降、雇ってもらうためです。
     必要ない場合には、NOと答えてください。
     また、昼から夜にかけてチャーターしたトゥクトゥクドライバーの場合には、夜になると「レディー・ブンブン」と誘われます。これは売春のお誘いです。
     売春はカンボジアでは違法なので、必ず断ってください。

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初版日時: 2015-02-20 (金) 21:59:42
最終更新: 2015-02-20 (金) 21:59:42 (JST) (3346d) by kobayashi

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