TITLE:アンコールワットでの一日コースプラン ツアー日程によっては、丸一日フリーになっていることもあります。 そのような場合に、いくコースをお勧めします。 - 半日コースの合体 - 郊外に行く -半日コースの合体 http://www.kobayashi.ch/uploads/photos/17.png スモールサークル(小回り)、ビックサークル(大回り)の2種類があります。 どちらも半日コースですので、この半日コースを組み合わせて一日コースにします。 トゥクトゥクの料金は単純合算ではないと思いますが、そこそこ行くと思います。 スモールサークルで15ドル、ビックサークルで20ドルですから、合算して30ドルくらいでしょうか? 私もやったことがないので価格については自信がありません。 ただ、かなり疲れることは間違いないです。 丸一日で回ろうとすると、歩数で3万歩は余裕で超えてくるくらいの移動距離になります。 個人的にはあまりお勧めできるような内容ではありません。 なお、一日ですべて回ることももちろん可能ですが、昼寝の時間が取れないので、体力に自信がない方はあまりお勧めできません。 - 郊外に行く 郊外プランも非常にお勧めです。 郊外プランで有名なのが2種類のコースです。 + ベンメリアコース &ref(http://www.kobayashi.ch/uploads/photos/21.jpg,left,"t:",mw:,mw:); + ブレアヴィヘアコース &ref(http://www.kobayashi.ch/uploads/photos/22.jpg,left,"t:",mw:,mw:); ベンメリアコースの場合には、いくつかのプランがあります。 一つは、トゥクトゥクでベンメリアまで行くというもの。 この場合、トゥクトゥクで片道2時間悪路を揺られることになります。 もしくは、舗装された道路を走るんですが、土ぼこりがすごいので、さすがの私でもマスクがほしくなる感じでした。 いけないことはないんですが、トゥクトゥクでベンメリアに行くのは結構ハードです。 なお、料金は35ドルほどだそうです。 &ref(http://www.kobayashi.ch/uploads/photos/20.png,left,"t:",mw:,mw:); 片道2時間、ベンメリア2時間、片道2時間の合計6時間コースになる可能性があります。 早朝出発すれば、実は夕方の便に間に合いますので、このプランを利用して最終日にベンメリアに行く人もいます。 (google mapの経路選択で自動車を選択すると一時間ほどで行けることになっていますが、トゥクトゥクは速度が遅いので倍の時間はかかります。) なお、ベンメリアはアンコールワットパスが利用できないので、追加で入場料が5ドル必要になります。 次のプランは、自動車をチャーターしてベンメリアなどの周辺の遺跡を一気に回る方法です。 トゥクトゥクでは絶対に無理(スピードが出ないので時間的に無理)ですが、車があれば回れます。 ホテル->ベンメリア->クバールスピアン->バンテアイスレイ->ホテル というプランです。 私はこれに朝日、夕日を追加して一日楽しみました。 4人で車を一日チャーターして90ドルでした。 12月30日というピークタイムなので少々高かったんですが、きれいな自動車(定番のトヨタ カムリ)でしたので、多少高くても満足でした。 私のプランを正確に表現すると 5:00 ホテル 5:30 アンコールワット到着 6:30 アンコールワットで日の出鑑賞 7:30 ホテルで朝食(30分間) 9:10 ベンメリア 11:10 クバールスピアン 14:00 バンテアイスレイで昼食 14:30 バンテアイスレイを見学 16:20 プノンバケン山到着 17:30 プノンバケン山で夕日 18:30 ホテル という感じでした。 昼食は、クバールスピアンか、バンテアイスレイのどちらかで食べることになります。 食堂の質からいけば、バンテアイスレイの食堂の方がきれいです。 クバールスピアンの前にも食堂がありますが、現地の遺跡前食堂というタイプなので、ごく普通のものです。 なお、このプランのポイントは、車の中で眠れます。 トゥクトゥクでは眠るのはかなり危険ですので、体力回復が危険でしょう。 また、クバールスピアンは、実は軽い登山なので要注意です。 地球の歩き方のようなガイドブックに紹介されている遺跡を見るためには、1500mほど駐車場から歩く必要があります。 軽いのぼりなので、スニーカーで問題ないんですが、ポイントまで40分程度歩きづめです。 また、遺跡にはなにもお店がないため、水を事前に持っていく必要があります。 初めは川も沢も何も見えず、単なる山道を歩いているだけなんですが、一本道なので迷うようなことはありません。 時間的なものもあり、食事をするのであれば、クバールスピアンを下りてきたところで食事するとよいかもしれません。 その後睡眠車中で寝ることができます。 一時間くらい移動したところで、バンテアイスレイに到着し、そこでご飯を食べるのもよいでしょう。 その後、一服し、バンテアイスレイを見学するのもよいと思います。 こちらはすべて平坦なので、気分がよいと思います。 バンテアイスレイは、アンコールワット周辺の遺跡にしてはびっくりの美しい公園という印象です。 ベンメリアのもう一つのシリーズとしては、ベンメリアとコーケー遺跡を回るというものです。 ベンメリアとコーケーをセットで回る人は多いようで、チケットブースが一緒になっています。 そのため、ベンメリアのチケットを購入する場所で、同時にコーケーのチケットが購入できます。 ベンメリアは5ドル、コーケーは10ドルです。 共にアンコール遺跡群のパスポートは利用できません。 (コーケーの大ピラミッド) &ref(http://www.kobayashi.ch/uploads/photos/23.jpg,left,"t:",mw:,mw:); コーケーは、大きなピラミッドで有名な場所です。 ピラミッドに上って、一周して帰ってくるという感じでしょうか。 ベンメリアからさらに60km程度離れていますので、トゥクトゥクで行くのは無謀です。 たぶん、行っていけないことはないとは思いますが・・・ トゥクトゥクのドライバーがかなり嫌がると思います。 シェムリアップからベンメリアまで60kmくらいはありますので、片道120kmですからね。 乗っている方もくたくたになります。 可能な限り車で行くようにしてください。 ブレアヴィヘアコースには2種類あります。 単に、ブレアヴィヘアだけにいくコース。 帰りにコーケーに寄るコースです。 ブレアヴィヘアは、シェムリアップの町から車で4時間ほど行ったところにあります。 そのため、往復だけで8時間かかります。 単に行くだけなら、朝7時出発で、帰りは18時帰着とかできます。 コーケー経由なら、朝5時出発で、帰りは18時帰着です。 距離的には、ブレアヴィヘア行くだけで450km程度、コーケー経由で550km程度です。 かなりの距離ですので、費用も結構高くなります。 オプショナルツアーで一人200ドル程度。 タケオゲストハウス手配で1台100ドル。 コーケーに行くとさらに70ドル追加です。 タケオゲストハウスであれば、年末年始は5ドルアップです。 タケオゲストハウスの料金はかなり安いので、最低料金くらいに考えてください。 また、ゲストハウスにある料金表とも違ったりすることもありますが、詳細は現地で確認してください。 季節変動や内容によって少々料金が前後します。 ブレアヴィヘアは入場料無料ですが、山のふもとから山頂の駐車場までは別途車をチャーターするか、バイタクに乗る必要があります。(徒歩で上がる気力があれば、当然無料です) バイタクは5ドル。車(ピックアップトラック)は25ドルです。 車は6-8人くらい乗れると思いますが、現地人の足にも利用されています。 そのため、観光客はピックアップトラックの荷台に乗り、現地の人は車のシートという光景が・・・ また、身軽な現地の人は、ひょいと乗ってきたりします。 全く気にする必要はありません。 このバイタク、車は現地の人の雇用促進という意味合いがあるとのことです。 登山時にチケットを発行してくれるんですが、そのチケットを記入するために、パスポートを要求されます。 ただし、パスポートがなかったとしても、特に問題はなく、パスポートのコピーなどでもOKです。 最悪なくても通してくれちゃうところが、さすがカンボジアという感じでした。 4人で行動していて、そのうちの一人が持ってませんでしたが、スルーでした。 だいたい2時間程度の観光時間です。 非常に景色もよく、また、気持ちいい風も吹いているので、半日くらいは余裕でぼーっとしていられるような場所です。 逆に2時間では短すぎる印象を受けてしまいます。 コーケーに寄らない場合、もうちょっと時間をとれます。 コーケーにも一緒に行くプラン。 ブレアヴィヘアに行き、帰りにコーケーに寄るプランもあります。 このプランを利用すれば、一気に2個所にいけるというメリットがあります。 ただし、移動距離がとてつもなく長くなるので、出発時刻がとても速くなります。 移動距離550km程度、出発時刻は5:00限定ですね。 それで帰ってきて18:00から18:30くらいになります。 スピードが出ない車を利用している場合、各所の見学時間が減っていきます。 スピードを出してくれる運転手の場合、常時60mph(約時速100km)で運転してくれます。 信号なんて全くないし、国道6号線を外れたら、車もかなり少ないので、どんどん進めます。